こんにちは、ようへいです。
突然ですが皆さんは企業で働くことに関してどう思いますか?
僕は企業で働くことは安定の代わりに自分を捨てることのように感じています。
企業に就職するとはどういうことなのか
千と千尋の湯婆婆がお湯屋で働きたい千尋の名前を奪って、千尋も働いているうちに本当の自分の名前を思い出せなくなってまうシーンがありますよね。
私たちも似たようなところがあるのではないでしょうか。
企業に入社すると、ようへいから、〇〇社のようへいになります。
企業に入社すると安定が手に入ります。でも自分自身の人としての価値を上げていくことは難しくなります。
働き始めたときは無心に頑張っている人も、そのうち本当に自分のやりたいことはなんだったっけ?と自問自答をするようになります。でも本当の自分を思い出すことはできない。そもそも本当の自分なんてよくわからない。
現代は無理やり働かされることもないですし、無理やり名前を取られるなんてこともありませんが、日本の就職活動で起こっていることは同じようなことです。
安定をあげるから、企業の為に金を稼ぐことが一番の幸せなんだと。
そして結婚をして子供を作って、大きな家を買うのが最も幸せなことなんだと。。(税金もたくさん払ってね)
安定に関して
企業に勤めて得ることの出来る安定と言う商品って、本当に良い商品なのでしょうか。
安定に安心していると、いつからか企業なしでは生きられなくなってしまいます。
茹でガエルです。
カエルをいきなり熱湯に入れると驚いてピョンと逃げてしまいますが、水に入れて徐々に温度を上げていくと気づかずにそのまま死んでしまうことを言うようです。
自分の培ってきた能力もその企業の中では使えるものだけれど、一歩外に出て他のことをしたいと思ったら何も役に立たないなんてことがある。
こうなるとその企業に骨を埋める他生きていくことが難しくなります。
企業でそれは違うなと思うことがあっても何も言えなくなります。荒波を立てず、おとなしくしている社員の気持ちはこれでしょう。
理不尽なことが起こっても歯を食いしばって我慢しなければなりません。
企業に勤めて得ることの出来る安定と言う商品って、長い目で見て本当に良い商品なのでしょうか。
それで本当に死ぬ時に後悔しはしないか。
僕は多分死ぬ時に涙を流してしまうと思いました。もっと充実した自分の人生を生きたかったと。
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僕の周りで起こったこと
今から2年程前、定年間近の50代後半の社員が総務から地方工場へ転勤させられていました。
こんなことがあるのかと本当に驚きました。その社員は新卒からずっと勤めてきた方でした。
真面目で優しくていい人で会社のことが好きだったんだと思います。
転勤して程なく、彼は辞表を出して退職をしました。親の介護もあったようです。
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誇りを持って企業で働いている人も多いこともわかっていますし、そのような人をどうこう言いたいわけではありません。
しかし、僕を含めた周りに流されてなんとなく就職活動をして、なんとなく企業で働いていく人たちはもう一度、自分のキャリアを考えてみることも必要なのかなと思ったりしています。
生意気な文章になっていたら申し訳ないのですが、今の僕の思うところです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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