皆さんは努力の方向性について考えることはありますか?
僕はつい最近になるまで考えることがあまりなかったです。
企業に属して目の前のことに打ち込むことが将来にもきっといい結果をもたらせてくれると考えていました。
今回は仕事においての努力の方向性について考えていきたいと思います。
なぜ努力をするのか
僕たちはなぜ努力をするのでしょうか。
それは、努力の先に自分の幸せがあるからではないでしょうか。
あなたが幸せになるために努力をしているのです。
幸せには人それぞれの色々な形があると思います。出世して偉くなることに幸せを感じる人や、仕事は仕事で割り切って週末の家族との外出に幸せを感じる人もいるでしょう。お金が発生しなくてもボランティア活動で人に貢献することで幸せを感じる人もいらっしゃる。
では、安月給のブラック企業で働いている人はなぜ毎日遅くまで仕事をして努力しているのでしょう。それは恐怖や自分自身への諦めから思考が停止して何も考えることが出来ずにいるからではないでしょうか。もちろんこれは努力とは言いません。ただの奴隷です。活動した先に幸せがないのであれば、何のために働いているのかもわかりません。
かく言う僕も退職する前はなんのために働いていたのかわかりませんでした。「お金を稼ぐ為」それのみで働いていましたし、仮に転職してももっと悪いところしか決まらないかもしれないと言う恐怖や想像、自分への諦めもありました。
また、企業で働く中で出世というものに魅力を感じることが出来ていなかったこともあり、働いて役職が上がってもその先に自分が幸せを感じることが出来ないのであればサラリーマンをする日々のモチベーションは上がりませんでした。
自分にとっての幸せってなんだろう。
- 自己が価値ある人間であることを感じながら生きていきたい
- 自分が自分自身の人生の舵を取りたい
考えた末、自分の幸せの定義はこれだなと思うようになりました。
皆さんはなんのために働いて、どんな時に幸せを感じますか?
企業は自分にポイントが入らない
努力の方向性として、自分にポイントが入るかというのを一つの指針にしてもいいかなと思います。
企業にいると、自分の努力も企業の成果になることがほとんどでしょう。でもいきなり独立することは難しいですから、企業に入るメリットはいずれ自分で船を出す時のために志望する業界で経験を積んだり、ノウハウを学ぶことではないでしょうか。
自分の目的の為に上手く雇われることを意識しなければいけません。
僕は企業に勤め続けることを悪いと言っているわけではありません。でも、自分が何に対して幸せを感じるのかを早いうちから考えていくことでより幸せには近づくのではないかと考えます。
スキルがなくても会社に入れば生きていける昭和のサラリーマンの時代は終わりました。この一昔前のサラリーマンのイメージが強すぎて令和の現在でも就職することが正しいことであり、安定できることが正しいことであると人々はいつまでも勘違いをしています。
昔のサラリーマンは1つの企業に入れば、その会社で安定して勝手に昇給し、退職して恩給をもらい死んでいく。これの生き方がオーソドックスとされている。
でも冷静に考えてこれってめちゃくちゃつまらない人生ではないですか?日本経済も右肩上がりであった時代ですからその分投資家や社長はもっともっと儲かっていました。それにも気づかずのうのうと奴隷として働いていて幸せを感じていた昭和のサラリーマンに違和感を感じずにはいられません。
今の時代はある意味洗脳が解けてきて逆にいい時代なのかもしれません。個人でも稼ぐ手段がいくらでもある。
そして企業に就職しても安定すらない今の世界では企業に一生を尽くすような選択肢はありません。
どこまでいっても自分・自分・自分
自分のスキルアップのために一生涯を使っていく。そういう時代です。
昭和のサラリーマンの時代だって、本質は個人がスキルアップしていき、生きていける力を付けるべきでした。でもそれをしなくても就職をすれば生きていけたというだけ。スキルがなくとも就職さえすればある一定の給料は確保されてそこまで考えずとも一定の幸せを享受できたといことが当時の旨味で合ったということで、本質の面では昭和でも令和でも変わらないと僕は考えます。
まとめと僕の目標と目的
僕は企業に入って約10年間働いてきましたが、辞めて振り返ると僕に身に付いたスキルや武器はその会社でしか使えない、もしくは同業界しか使えないことがわかりました。
32歳で焦る気持ちはあるけど、自分の市場価値を上げていくことに集中していきたいと思っています。このブログを始めたのもその理由の1つだったりします。
【今の目標】
Web制作のスキルを身に付けて、サイト制作を通じて顧客の要望に応えられるWebデザイナーになりたいと思います。
【目的】
そして企業に利益をもたらしながらも、自分の力で歩いていけるように経験を積んでいき、自分で生活出来る様になることで、自己肯定感を得ながら幸せになりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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